キャットフードから摂るカロリーが多すぎると肥満の原因になりますし、少なすぎると栄養不足になってしまいます。理想カロリーは猫による違いもありますが、愛猫が必要とするカロリーを知っていく事が大切です。
1食あたりのキャットフードの量は、どのくらいのカロリーが含まれるかによっても変わりますが、これについては商品のパッケージに書いてある、目安が参考になります。
今は低カロリーのキャットフードもおいしいものが出ています。
例えば100gあたり350kcalあるキャットフードと、100gあたり450kcalあるキャットフードでは、食べさせる量は変わってきます。
年齢や体重により理想の摂取カロリーも変わってきますから、ここは猫に合わせて調整が必要です。
猫に必要な1日あたりのカロリーは、体重1kgにつき80kcalと言われています。
成猫で考えると体重1kgあたり80kcalとした場合、体重3kgの猫は1日に240kcal必要という事になります。
100gあたり350kcalのキャットフードなら65g、100gあたり450kcalのキャットフードなら40gという計算になります。
ただし1回で全部食べさせる事はないので、1日の量を回数分に割って与えます。
子猫には子猫用の栄養価の高いキャットフードを、高齢猫にはシニア用の体に優しいキャットフードを与えます。
年齢に合わせてキャットフードも変えていきますが、いずれの場合もきっちり測って1gのズレも許されないという事ではありません。
足りないときは食器をいつまでもペロペロと舐めていますので、量が足りない可能性もあります。
毎回キャットフードを残す場合は量が多いので、少し減らせばOKです。