キャットフードにも種類はありますが、店頭やネットで販売されているから100%安全とは限りません。
愛猫の健康と安全を考えた時、飼い主が安心できるキャットフードを選ぶ事が大切です。
平成21年の12月からペットフード安全法が施行されました。
農林水産大臣や環境大臣が定めた、成分規格や製造方法に合わないペットフードは製造も販売も輸入も禁止するというものです。
しかしそれ以前に製造や輸入されたペットフードは、安全基準を満たしていない粗悪品があるので注意してください。
ペットフード安全法はキャットフードにも適用されます。
表示義務があるのは、名称、原材料名、賞味期限、製造業者等の名称及び住所、原産国名の5つです。
平成21年の6月からは、ペットフードの輸入や製造を行う業者は、届出をする事が義務付けられています。
さらには輸入、製造、販売全てに記録を残せるように帳簿付けも義務付けられています。
ペットフード安全法が施行されてから、基準に満たない粗悪品が発見された場合は、農林水産大臣と環境大臣は、販売業者や製造業者に関して、キャットフードの廃棄と回収を命ずる事ができます。
何らかの問題が起きた場合には、必要な報告の徴収、業者への立ち入り検査などが行われます。
キャットフードを選択するときはこういったことも考慮すると良いでしょう。
